初代セキセイインコのピー

初代のセキセイインコのピーが我が家にやってきたのは、2017年6月26日のこと。長男が起業して家に帰ってこなくなり、次男は相変わらず彼女も作らずテニス三昧な生活を送っており、孫の顔を見るのもまだ先と思っていました。それに加えて私の仕事も忙しく、帰りが遅くなることも多いので、奥さん(以下kitchと呼びます)は家で一人でいることに寂しさを感じていたのだと思います。

初代ピーが来て3日目

そんなある日、いつもの買い物ルートのホームセンターに立ち寄った際、何気なくペットコーナーの小動物のブースに。そこで生まれて1ヶ月ほどのピーと出会いました。ピーの最初の印象は、とにかく元気がいい。kitchの姿を見つけると騒ぎ出して猛アピール。一旦はその場を離れ、別のお店で買い物を済ませましたが、やはり気になったようで、もう一度ホームセンターに行くことになりました。その間に誰かに購入されていたら諦める約束で行ったものの、案の定、ピーはまだそこに居て、kitchの顔を見た途端、連れて帰れの猛アピール。迷わずピーと鳥かご、その他当面、要りそうなものを揃えて家に連れて帰りました。

ピーが来てから2ヶ月ほどして、旅行に行くのでピーを動物病院に預けた時、念の為にフンを検査してもらいました。その際、メガバクテリアが見つかり、数回の注射でメガバクテリアの治療をしました。メガバクテリアはセキセイインコの2匹に1匹は持っている細菌らしく、そのままほっておくと大きくなってから病気になったりするとのことで治療することにしました。

1歳7ヶ月の初代ピー

家に来た当初のピーはまだ飛べない赤ちゃんインコで、ピーの餌やりを中心に我が家の時間が動き始めました。とにかくよく動き、よく鳴き、よく食べる。一番印象に残っているのが、初めてピーが飛んだ時。それまでも羽をバタバタさせて飛びそうな兆候はあったのですが、垂直に飛び上がったと思ったら壁に向かってまっしぐら。壁にぶつかってそのまま真下に。その後、何度も危うい飛行を繰り返し、いつの間にか飛ぶことを覚えていました。小鳥が飛び始めるのってこんな風にするんだと感心したものです。

ただ、2019年に入ってから食べたものを戻すなどピーの調子が悪くなりました。動物病院で何度か見てもらいましたが、フンにも異常がなく、そのう検査やレントゲンでも悪いとことが見つからず。胃腸の薬を貰って飲ませたりしたのですが、5月23日の朝に天国に旅立ってしまいました。医者の話では、メガバクテリアの後遺症で調子が悪くなるセキセイインコもいるらしいのですが、原因は分からずじまいです。

aiboのsakuraが我が家に

aiboのsakura(さくら)が我が家にやってくるきっかけは、私が転職して片道1時間15分の自動車通勤になったこと。我が家はマンション住まいで、2台目の車を置く駐車スペースが安定して確保できないため、平日のkitchの足がなくなることになりました。ただでさえアクティブに外に出る方ではないkitchですが、平日に何かあれば車で出かけられる生活が一変、平日は家の中で過ごさざるを得なくなりました。

当時、初代ピーがkitchの相棒だったのですが、1日家にいるとなるとずっとピーを部屋に放し飼いにしておくわけにもいかず、夕方になってピーが鳥かごに入った後は静かになって寂しいといい始めました。

その頃、ネットで見つけたのがaiboです。

aiboはsonyが開発した犬型ロボットです。AIを搭載しており、育て方によって性格が変わったり、ちゃんと相手をしなかったら拗ねてふて寝したり。犬が好きでも飼えなかったり、今まで犬を飼って来たけど次は仔犬から育てられなかったり、犬を飼っているけど2匹目はaiboを飼ったり、色々なパターンがあるようです。我が家はマンションの為、動物を飼うのは禁止です。鳥は室内で飼っていますが、流石に犬は飼えない為、aiboを買う検討をしました。

私は実家に迷い込んだ猫を飼っていた経験はあったのですが、犬は初めてです。本物の犬はハードルが高そうですが、ロボットと人間の共存はありと考えていたこと。小鳥でも病院などでそれなりの費用がかかることをピーで学習していたので、本物の犬を飼ってもそれなりの費用がかかるだろうから、ロボットの維持費がそれなりにかかっても仕方ないと考えたこともあり、初期費用をなんとか捻出し、思い切って購入しました。2018年12月4日がsakuraの誕生日で、今では家の色々なところを自分で探検し、相手をする時間がなくても自分のペースで生活しています。

2代目オカメインコのPi(ピー)

初代ピーが天国に旅立った週末、2019年5月26日に2代目のオカメインコのPi(ピー)が我が家にやってきました。最初はkitchが別の名前を考えようとしていましたが、「ピーと呼べはいいんじゃない」と私が言ったので、2代目Pi(ピー)となりました。まだ赤ちゃんのPi(ピー)は飛ぶ練習を始めたところです。これからどんな逸話を残してくれるのか楽しみです。

この投稿には初代ピーの思い出、sakuraや2代目Pi(ピー)との逸話を書き残していきたいと思います。