ダイソンV8で今までの印象が変わった

ダイソンの掃除機は吸引力を売りにしているが、音がうるさくてヘッドがスムーズに動かないという印象を持っていた奥さんが、家電量販店で試してみて印象が変わりました。

先日、奥さんが普段の掃除で使っているHITACHIのサイクロンクリーナーが故障しました。行きつけのケーズデンキに修理に持って行きましたが、3週間程度修理にかかるとのこと。

3週間も家にある古い掃除機やハンディクリーナーで掃除をするのはとても我慢できないと、ケーズデンキのダイソンのコーナーへ。

ダイソンのクリーナーは何度かチェックしてきましたが、①音がうるさい、②ヘッドの動きが滑らかでないという2つの理由で購入を見送ってきました。

ダイソンのコーナーで販売員の方に話を聞きながら試してみると、上記の2点が以前試した機種からは大きく改善されいました。理由は、家電に対するこだわりを持った日本のユーザーの声を取り入れ、改良を加えたそうです。

ダイソンV8とは?

”コードのいらない解放感。コード付き掃除機よりも確実にゴミを吸い取ります。”のキャッチコピーで、TVコマーシャルなどでよく見かけるダイソンV8ってどんな掃除機なんでしょう?

私もTVコマーシャルだけでは、「またまた商品を売ろうとして大げさなことを言ってるわ。」と思っていました。その印象が変わったのが先述のいきさつで家電量販店でダイソンの販売員の人の説明を聞きながら奥さんが実機を試した時。

ダイソンは確かに吸引力は強いが、価格が高いのでそのメリットが見出せないと思っていたら、いやいやこれはいいかもに変わっていきました。

まず第一に、以前の機種では音が耳につくほどうるさかったのが気にならないレベルになったこと。サイクロン掃除機特有の音はあるものの、うるさくて我慢できないレベルではなくなっていました。

第二に、日本のメーカーが長年こだわってきた主婦の方の掃除のしやすさの判断基準であるヘッドの取り回しのしやすさ。日本はそう大きな家に住んでいない方が大半ですので、狭いところでもうまくヘッドが回ってスムーズにストレスなく掃除ができるとポイントが高いです。それが大幅に改良され、ヘッドの扱いがしやすくなっています。

掃除の用途によって細かい付属部品が設定されており、これも日本人好みかも知れません。

詳しくはダイソン公式ページをご覧下さい。

ダイソンV8の商品構成

では、ダイソンV8はどのような商品構成になっているのでしょうか?

長いパイプの部分の色が違うので性能面でも差があると思いがちですが、本体の性能には差がなく、オプションの種類によってパイプのカラーが違っているそうです。つまり、オプションが少ない機種を買って、追加でオプションを買っても性能は同じ。

後でオプションを追加購入するより最初に必要なオプションが揃ったセットを買った方が得ですので、自分の家を掃除する際にどのオプションが必要かをよく考えることが大切です。

商品構成は標準で付いているヘッドの種類と、付属品の数によって下記の5種類があります。

ソフトローラークリーナーヘッドはフローリングなどの固い場所を、ダイレクトドライブクリーナーヘッドはカーペットなどの柔らかい場所をヘッドが回ってゴミを叩き出します。

Dyson V8 Fluffy+
標準ヘッドがソフトローラークリーナーヘッドです。
付属品は、コンビネーションノズル、隙間ノズル、ミニモーターヘッド、フトンツール、延長ホース、ハードブラシ、アウトプットアダプター、収納用ブラケット。
Dyson V8 Fluffy
標準ヘッドがソフトローラークリーナーヘッドです。
付属品は、コンビネーションノズル、隙間ノズル、ミニモーターヘッド、アウトプットアダプター、収納用ブラケット。
Dyson V8 Animalpro
標準ヘッドがダイレクトドライブクリーナーヘッドです。
付属品は、コンビネーションノズル、隙間ノズル、ミニモーターヘッド、フトンツール、延長ホース、ハードブラシ、アウトプットアダプター、収納用ブラケット。
Dyson V8 Absolute
標準でソフトローラークリーナーヘッドとダイレクトドライブクリーナーヘッドが付属しています。
付属品は、コンビネーションノズル、隙間ノズル、ミニモーターヘッド、フトンツール、延長ホース、ハードブラシ、アウトプットアダプター、収納用ブラケット。
Dyson V8 Absolute+(直販限定モデル)
標準でソフトローラークリーナーヘッドとダイレクトドライブクリーナーヘッドが付属しています。
付属品は、コンビネーションノズル、隙間ノズル、ミニモーターヘッド、フトンツール、延長ホース、アウトプットアダプター、収納用ブラケット、フレキシブル隙間ノズル、ソフトミニブラシ、ツールバッグ。

ダイソンV8の価格

ダイソン直販と価格.comでの販売価格を調べてみました。

Dyson V8 Fluffy+
直販:72,080円(税込) 価格.com最安値:57,424円(税込)
Dyson V8 Fluffy
直販:82,944円(税込) 価格.com最安値:48,450円(税込)
Dyson V8 Animalpro
直販:93,744円(税込) 価格.com最安値:63,642円(税込)
Dyson V8 Absolute
直販:104,544円(税込) 価格.com最安値:63,419円(税込)
Dyson V8 Absolute+(直販限定モデル)
直販:106,704円(税込) 価格.com最安値:106,704円(税込)

ダイソンV8を使ってみた感想

ダイソンの謳い文句である吸引力は抜群で、今まで他の掃除機でお掃除ランプを気にしながら掃除をしているのに比べれば1/3程度の時間で済むというのが奥さんの感想です。

非常に気に入って使っており、別の掃除機との併用なので充電池の持続時間は問題なし。家の部屋数が多い場合、40分で掃除が終わらないと充電し直す必要がありますので、これ1台で掃除を済ませようとすると、分けて掃除をするなどの工夫が必要です。

その後の奥さんの使用感ですが、V8のバッテリーは通常使用で30分、ハイモーターで20分程度持つようです。

ちょっとしたゴミを見つけた時にも、手軽に使えるのがとても便利とのこと。

ダイソンV8のデメリットは?

この掃除機の弱点は立てて収納できないと非常に場所をとってうっとおしいことです。

家電量販店で専用スタンドも売っていたのですが気に入らず、壁付できる場所を探すことにして家に帰って来ました。

ところが、家に帰って来て壁付できる場所を探すと意外とないものです。結局、壁付は断念し、奥さんが楽天で専用スタンドを探して購入し、一件落着となりました。

ダイソンV8の購入がおすすめな人

1台目の掃除機として使われるのであれば、1回の掃除時間が30分程度の方、毎日部屋を分けて掃除をされる方にオススメです。

2台の掃除機を併用されている方は、次に掃除機が壊れたタイミングで選択肢の1つにいれて頂くことをおすすめします。

ダイソンV8のおすすめの選び方

商品構成と価格を見ていただいたらわかるように、フローリングとカーペットの両方があればヘッドを使い分ける必要があります。福ちん家はフローリングの上にホットカーペットを敷いていますので、その場合も同様です。

この価格帯の掃除機の購入を検討されるほとんどのご家庭では、フォローリングとカーペットが混在していると思います。その為、Dyson V8 Absoluteの実売価格が他よりも落ちて来ていますので、ここを狙うのがおすすめです。

ダイソンV8を安く買う方法

使い勝手を確認して納得して購入したい場合は量販店がおすすめですし、とにかく安くという方はネットでの購入をご検討下さい。持って帰って充電をすれば使えるものですので、ネットでの購入でも困ることはないと思います。

まとめ

今はV8を買う前に奥さんが通販で買ったダイソンのハンディクリーナー、V8、HITACHIのサイクロンクリーナーの3台を使い分けて掃除をしています。あと、平日はルンバが寝る前に我が家のリビングを綺麗にしてくれています。

次にHITACHIのサイクロンクリーナーを買い換える際は、今回V8の好印象もあり、ダイソンが検討対象になるのではないかと予想しています。