はじめに

だいぶ遅くなりましたが、今年もAdvent Calendarに投稿しようと思い、年末ギリギリに記事を書いています。

今年はAIの活用に悩み、AIに振り回された1年だったかなあと思っています。

nestでの活動は、nest Conference25で福岡に遠征に行ったことと、Updata NOW25の名古屋での登壇、東京への遠征。nest近畿のオフラインイベントの企画、運営といったところでしょうか。

春先頃からにわかに仕事が忙しくなり、このままだと周りの管理職も含め、仕事が回らなくなるとの危機感から、今までやっていたことをやめるのではなく、少しでも生成AIを使って効率を上げたり、時間短縮ができないかを考え始めました。その時、飛び込んできたのが福岡のnest Conferenceの登壇内容。dejirenと生成AIを活用したユーザー事例を聞かなければと、福岡遠征を即決しました。

dejirenと生成AIに翻弄された1年

福岡遠征後、6月頃からdejirenの評価を開始しました。

ウイングアーク製品は、面白いものが多くて使いこなせるとその良さがじんわりわかってくるのはMotionBoardで経験済みでしたが、dejirenの評価版を手にした後の周辺の環境設定は思った以上に大変で、これだけは準備しておきたいと思った、BOX、Teams、Exchange Online(Outlook)との連携設定をするだけで、試用期間をオーバーしてしまいました。

それでもなんとか基本の接続設定をした後、社内の有志(プロジェクトメンバーに指名した)3名で評価を開始。が、一応入門編のマニュアルに目を通し、みずのさんの「dejirenのお時間です」の記事を読み直して手をつけ始めましたが全く歯が立たず。わからないことがあればdejirenのサポートに問い合わせて下さいとの言葉を頼りに、dejirenの基礎を身につけようと四苦八苦しましたが、結局、dejirenで何がしたいのかが固まらないまま使い始めた為に、VAを適当に作っては動かず、サポートに問い合わせ。根本的な使い方が違っていてVAの作り直しというステップを踏み、無限ループ状態に。すっかり社内でもdejiren離れが進んでしまいました。

評価期間が2ヶ月くらい経った頃、このまま進めてもなかなか成果は出ないだろうと思い、ヤンマー建機の田中さんに相談をさせて頂きました。お忙しい中、親身になって相談に乗って頂き、弊社に必要なことは、弊社でやりたいこと、効果があることを一緒になって考えてもらえる、ウイングアークのプリセールスの方だろうとのアドバイスを頂きました。阿部省吾さんに相談に乗って頂きながら、Teamsで書き込んだ内容を添付ファイルも含めてdejiren DBに登録する仕組みの構築と、dejiren契約後の立ち上げサポートで並走頂いているところです。

ちょうどnest Conferenceの名古屋での登壇資料が、今、進めつつあることの構想資料で、来年、この構想からいくつ具体的な活用事例が作れるかがこれからの勝負と思っています。

それでも生成 AIは使えるかもと思ったこと

そんな中、dejiren有志の一人が、何を思ったかセンサーを調達して工作を始めました。生成 AIを活用し、Javaスクリプトを組んでGoogleスプレッドシートにデータを定期的に転送して書き込むことができるようになりました。そこまでできると、Google WorkspaceとMotionBoardを連携してボードを作成したくなるのが人情。ウイングアークのサポートの方にご協力を頂き、会社でGoogle Wprkspaceを最小単位で契約し、それをMotionBoardに連携することができました。

実は一難去ってまた一難、一旦、その仕組みができたと喜んだのですが、センサーの故障などで安定した稼働ができていません。来年は、自らIoTにも手を出して、この改善も課題かなと思っています。

この仕組みができたことで副産物もありました。

2021年頃から社内の温湿度管理にSwitch Botを使っていますが、これを定期的に(直近では1ヶ月に1回)ダウンロードしてMotionBoardにアップロードすることが負担になってきていました。そこで生成AIを使ってSwitch BotからGoogleスプレッドシートに一定時間ごとに書き込むJavaスクリプトを仕込み、Google WorkspaceをMotionBoardと連携し、温湿度管理をほぼリアルタイムに自動更新する仕組みを構築。これにより、毎月30分〜1時間かかっていた月次のアップロード作業はゼロになりました。今後は、MotionBoardのデータ容量を考えると、1年に1回くらいメンテナンスをしてやれば、あとはメンテナンスフリーで運用できると喜んでいます。

これらの内容をまとめた書き込みは、下記を参照頂ければと思います。

https://membership.wingarc.com/view/post/0/2072934

https://membership.wingarc.com/view/post/0/2086410

話は変わって、私の趣味の音楽作成の世界にも生成 AIの足音が。

ちょうど1年前のAdvent Calendarにも書いた、DTM(Desk Top Music)の周辺にも生成AI がどんどん進出してきています。

音楽を生成 AIで作るのは当たり前で、今やMV(Music Video)を生成AIで作るソフトも出てきています。生成AIで作った音楽がアメリカのビルボードのチャートの上位に入ってきたという情報も。こうなってくると、今までの常識では考えられない手法を考える人も出てくるのではと思ってしまいます。私が使っている音声合成ソフト(Synthesizer V2 Studio Pro)もAIリテイク機能というのが付いていて、ちょっと違うなという箇所をAIでニュアンスを変えて歌い直させる(Take2、Take3を作る)ことができます。

中部のイベントの打ち上げの際、永坂さんがボカロを趣味で聴かれていて、私が YouTubeにアップしている動画(音楽)を見つけて下さったのには驚きました。その後も音楽制作はぼちぼち続けています。もし、ご興味のある方がいらっしゃったら、下記のURLで最近アップした動画(音楽)を聴いてみて下さい。

3月9日 レミオロメン (女性キー-4) feat. 花隈千冬 AI
https://www.youtube.com/watch?v=n9q0aBDoBUo&list=RDn9q0aBDoBUo&start_radio=1

2026年に向けて、目標設定しておきましょう

来年、何をすればいいかは正直、まだ具体的には考えていません。

ただ、今年の流れからどうしてもものにしたいことは、仕事では下記の通りでしょうか。

  1. 今年、契約をスタートしたdejiren、Google Workspace、Power Automateを使った、仕事で使える仕組みを構築すること。
  2. 12/20にバージョンアップした、MotionBoard Re:Actで新しいボードを作ること。
  3. 生成AIを使いこなすこと。(Copilotはテスト導入を開始、Geminiは近いうちにdejirenに組み込む予定。)
  4. 上記の何を使ってもいいので、要求があった仕組みの雛形は3日以内に作れるようになること。

一方で、趣味の方は、今年100人を超えたYouTubeのフォロアーを500人まで伸ばし、2026年末までに収益化を開始できることを目指したいと思います。

いずれの目標も達成できたかどうかは、来年も書くかもしれない2026年度のAdvent Calendarにて。